Contents






























[プロの目で厳選したペット用品]
[動物用医薬品は楽天市場支店へ]


PePe Contents















Link












70:ホルモン性皮膚炎
  Dermatopathia by a hormone in Pets



総合病院ペットセンター名越 院長 名越公曠
General Hospital Pet Center Nagoshi president Kimihiro Nagoshi D.V.M.

梅雨時には食中毒や皮膚病などの病気が多いもの。毎回お届けしています皮膚の病気講座今回は、第5回ホルモン性皮膚炎です。

第1回細菌性皮膚炎〔膿皮症〕、第2回皮膚真菌症、第3回アレルギー性皮膚炎、第4回寄生虫性皮膚炎、第5回ホルモン性皮膚炎などごく一般的な皮膚病のみ取り上げてこの順番でお届けしています。

それでは、ペットオーナーのための皮膚病講座、第5回目の始まりー始まりー。

ホルモン性皮膚炎

◇その病気の原因は?
体の中には、甲状腺、副腎、脳下垂体、精巣、卵巣などがあり、それぞれからはホルモンが生み出されています。それは多過ぎても少なすぎても皮膚や毛に影響をおよぼします。ホルモンはそのバランスがとても大切で、特に性ホルモンは特に重要です。
これ等のホルモン分泌腺に異常が生じると、皮膚ばかりでなく、体の機能にも異常を生じ、皮膚病の治療だけでは済まなくなります。

◇その症状は?
多くのホルモン疾患の場合、皮膚がおかされる為、体に左右対称の脱毛が起ります。皮膚はしばしば厚くなり、黒ずんできます。痒みはそれ程ひどくない事が多い様です。
首の回りの毛が薄くなったり、脇や内股の毛が脱毛します。他の部分の毛は全く正常で、脱毛している所だけが、まるでバリカンでつるつるに剃ったように毛が無くなってしまいます。

◇獣医師はどのようにして診断するか
ホルモン異常による皮膚病はその診断が最もむずかしいものです。中には甲状腺機能低下症の様に特殊な血液検査を行って診断し、効果的治療がなされる事もあります。
ただし他の例では診断や治療がとても困難な場合や、ホルモン分泌腺の悪性腫瘍によって異常が起きている場合もあります。
性ホルモンが原因で起きている皮膚病では、診断ははっきり出来てはみたものの、残念ながら再発をくり返す例もあります。

◇どのように治療するか
血液検査でホルモンの量が少ないと判断された場合、そのホルモン剤を内服させます。増えすぎても困るので、定期的な血液検査が必要です。またエコー検査などで悪性腫瘍が見つかった場合は、外科的な摘出や抗がん剤の投与が必要となります。ホルモンの量が適切となった場合でも、皮膚に必要なビタミンや各種薬剤の投与は基本的に一生涯続けなければいけません。

ホルモン性皮膚炎の治療は、糖尿病などと同じく、治すと言うよりコントロールしていく病気なので、信頼できる獣医師を見つけ一生のお付き合いをしていくことがポイントです。


「皮膚病治療薬」はこちらのページです。
http://www.rakuten.co.jp/petcenter/427682/427684/


第5回・ホルモン性皮膚炎についてのご質問・お問い合わせなどございましたら、お気軽にどうぞ。
E-Mail:generalhospital@petcenter.co.jp
(C) 総合病院ペットセンター名越 General Hospital Pet Center Nagoshi
(C)2005 Copyright General Hospital Pet Center NAGOSHI. All right reserved.